TokyoFloor上に構築し、2013年3月にサービスインしたサイトがあります。
今回はこの案件を事例として解説してみます。
▼案件の概要
それまで複数のサイトに分かれて運営されていた会員向けサイトを整理し、1つに統合する。
オープン後は、詳細は未定だが、なんらかのコンテンツ追加等を行っていく。
▼サイトの特徴
▽会員登録
- 会員属性は様々な項目がある。
- 会員登録のフローでは、会員情報をもとにした事務局によるチェック作業が含まれる。
▽会員の属性に応じて閲覧が制限されるコンテンツ
製品関連の資料、技術資料など
- 一般公開
- 会員限定
- 製品を購入した会員限定
▽メールマガジンの配信、バックナンバーの掲載
複数のメールマガジンを配信
- 基本的なメールマガジン
- 製品購入者向けメールマガジン
バックナンバーの閲覧制限
- 購読者:すべてのバックナンバーを閲覧できる。
- 非購読者:サンプルのみ閲覧できる。
▽刊行物のバックナンバー掲載
- 会員:すべてのバックナンバーを閲覧できる。
- 非会員:最新号以外のバックナンバーを閲覧できる。
▽ニュース類
お知らせ、キャンペーン情報など、カテゴリーごとに表示様式が異なる。
▽お問い合わせ
- 複数のお問い合わせフォームがある。
- お問い合わせを受け付けると、利用者向けの確認メールと、事務局宛の通知メールが送信される。
- 同一のお問い合わせフォームでも、入力された情報に応じて通知メールの宛先を変える。
▽講習会の情報、スケジュール、申し込み
- 技術講習会の内容、スケジュールの表示。
- 各講習会の参加申し込み受付け。
▼非機能要件
オープン後、ある程度のことは追加開発等なしで実現できるようにする。
(本件では、HTMLやCSSがわかる方が事務局内にいらっしゃいましたので、それが前提になっています。)
- 表記修正は事務局で行えるようにする。
- ページ追加、Webフォーム追加は基本的なものは事務局で行えるようにする。
- 動的な処理が多少必要になる部分に関しても月々の利用料に含まれているサポート範囲内でカバーできるように準備しておく。
例:事務局で行える変更作業:
スタイリング関連:
- メニューバーの変更
データ・機能:
- お問い合わせフォームの追加
- お問い合わせフォームの項目追加
- ニュースのカテゴリーの追加
- など
以上は、今回の案件に限らず、TokyoFloorの基本コンセプトでもあります。
TokyoFloorが持っている基本的な機能を組み合わせることで、各種要件を満たせるように提案していく、という進め方です。
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レスポンシブ、TwitterBootstrapを利用など、サイトの基本設計(基本方針)に関すること、開発スケジュール、使用した機能、組み合わせ方等々、後日、追加する予定です。
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